楽しく、しあわせに

REBT(Rational Emotive Behavior Therapy、論理療法)を創始したアルバート・エリスのセラピーは不健康でネガティブな感情を健康でネガティブな感情に変えることを目指しました。たとえば、親や子供が亡くなった時、多くの人は悲しむでしょう。しかし悲しみが高じて、鬱になって仕事や家事が数か月間も手に付かなくなったら、今の生活に支障が生じ、将来の生活にも問題が起きる可能性があります。REBTは感情が大きく乱れたり、自滅的な行動に走らないように自分や周りを評価する考え方を変えていこうとするものです。ネガティブな感情をポジティブな感情に変えるわけではありません。たとえば健康のためにタバコを吸わないようにするのは、今タバコを吸うという気持ちよさをあきらめ、苦痛でも吸わないという行動をとります。将来のために今、苦痛であっても吸わない(自滅的でない行動をとる)のです。 楽しむことです。しかし時には将来のために今楽しむことを諦めることも大切です。「楽しく長く生きる」のです。  親が亡くなったという出来事に対して、ネガティブな感情(たとえば悲しみ)が出たときにポジティブな感情に変える必要はありません。しかし、ネガティブな感情や気持ちが支配的だと、周りにオープンではなく、自己成長が難しくなります。ポジティブな気持ちを持つことによって、周りにオープンに、そして、自己の成長が促され、拡大します。ポジティブな感情を増やしましょう。  ここでは楽しく、幸せに生きるヒントについてお話します。